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視覚情報、意識してますか?ボディランゲージを効果的に使うテクニック

  • 執筆者の写真: 香西 姫乃
    香西 姫乃
  • 2023年5月13日
  • 読了時間: 6分

ボディランゲージとは、言葉以外の表情や身振り、姿勢などで相手に伝えるコミュニケーションの方法です。人は言葉だけでなく、ボディランゲージからも多くの情報を受け取っています。実は、コミュニケーションにおける言葉の影響力はわずか7%であり、残りの93%は聴覚情報や視覚情報によって決まるという研究結果があります。これは、メラビアンの法則と呼ばれる心理学上の法則です。


つまり、言葉とボディランゲージが一致していない場合、相手はボディランゲージを優先して判断する傾向にあるということです。例えば、「ありがとう」と言いながら不機嫌な表情をしたり、「楽しい」と言いながら退屈そうな態度をしたりすると、相手は本心を感じ取れずに不信感や違和感を抱くかもしれません。


逆に、言葉とボディランゲージが一致している場合、相手は自分の意図や感情を正しく理解してくれる可能性が高まります。例えば、「ありがとう」と言いながら笑顔で頷いたり、「楽しい」と言いながら目を輝かせたりすると、相手は本心を感じ取って好印象を持つかもしれません。


ボディランゲージで自分の意図や感情を伝えることは、ビジネスやプライベートにおいても非常に重要です。商談や交渉では、自分の信頼性や説得力を高めるために必要です。プレゼンテーションや面接では、自分の存在感や自信をアピールするために必要です。恋愛や友人関係では、自分の気持ちや関心を示すために必要です。


しかし、ボディランゲージは無意識に行われることが多く、自分では気づかないうちに相手に悪い印象を与えてしまうこともあります。また、相手のボディランゲージを正しく読み取れなければ、相手の気持ちや考えを見誤ってしまうこともあります。


そこで、ボディランゲージを学ぶことが大切です。ボディランゲージを学ぶことで、自分の表情や動作に気づき、状況に応じて適切にコントロールすることができます。また、相手の表情や動作に注意し、その意味や目的を理解することができます。


身振り


身振りは、話し手の感情や意図を伝える手段として有効です。身振りによって、話し手は自信や熱意、誠実さなどを表現できます。また、身振りは、聞き手の注意や興味を引く効果もあります。身振りによって、話し手は聞き手との視線や距離を調整し、コミュニケーションの質を高めることができます。


また、身振りは、話し手の言葉を補完する役割も果たします。身振りによって、話し手は抽象的な概念や複雑な内容を具体的に示したり、強調したりすることができます。また、身振りは、話し手の論理的な流れや構成を示すこともできます。身振りによって、話し手は聞き手に理解しやすいメッセージを伝えることができます


このように、コミュニケーションやプレゼンテーションで、身振りを活用することで得られる効果は大きいと言えます。身振りは、話し手と聞き手の間の関係性や理解度を向上させる重要な要素です。身振りを適切に使うことで、話し手はより効果的なコミュニケーションやプレゼンテーションができるようになるでしょう。


表情


表情は相手に感情や態度を伝える重要な手段です。笑顔やうなずきなどの表情は、親しみや同意を示すことができます。逆に、しかめっ面や目をそらすなどの表情は、不快や反対を示すことができます。これらの表情は、言葉だけでは伝わりにくいニュアンスを伝えることができます。


また、表情は自分の気持ちや考えを整理するのにも役立ちます。例えば、考え込むときに眉をひそめたり、驚くときに目を見開いたりすることで、自分の頭の中の状況を表現することができます。これは、自分自身にもフィードバックを与えることになります。また、表情は思考や記憶にも影響を与えます。笑顔や楽しい表情をすることで、ポジティブな感情や思い出が呼び起こされやすくなります。逆に、悲しいや怒った表情をすることで、ネガティブな感情や思い出が呼び起こされやすくなります。


最後に、表情は相手の反応や関心を引き出すのにも有効です。相手の表情を見て、その人の気持ちや考えを推測することができます。また、自分の表情を変えることで、相手の注意を引いたり、興味を持たせたりすることができます。例えば、疑問や緊張感を作るために、わざと不思議そうな表情をしたり、驚いたりすることができます。また、信頼感や安心感を作るために、穏やかな表情や笑顔をしたりすることができます。


コミュニケーションやプレゼンテーションで、表情を活用することは、様々な効果を得ることができます。表情は言葉だけでは伝えられないメッセージを伝えることができますし、自分の気持ちや考えを整理することができますし、相手の反応や関心を引き出すことができます。ですから、コミュニケーションやプレゼンテーションでは、意識的に表情を使ってみましょう。


相手の身振りや表情も観察する

相手の身振りや表情を観察することで、相手の感情や態度を読み取ることができます。これは、相手の興味や関心、理解度や納得度、賛成や反対などを把握するのに役立ちます。また、相手の反応に応じて自分の話し方や内容を調整することができます。例えば、相手が退屈そうにしている場合は、話題を変えたり、質問を投げかけたりして、相手の関与度を高めることができます。


次に、相手の身振りや表情を観察することで、自分の印象や信頼性を高めることができます。これは、相手に対する敬意や関心を示すことで、相手との関係性を深めるのに役立ちます。また、相手の目を見たり、うなずいたり、笑顔を見せたりすることで、自分の話に説得力や感情を加えることができます。例えば、相手が質問に答えた場合は、感謝や称賛を伝えたり、共感や同意を示したりして、相手の気持ちを受け止めることができます。


コミュニケーションやプレゼンテーションで、相手の身振りや表情を観察することは、相手の情報を得るだけでなく、自分の情報も伝える効果的な方法です。相手とのコミュニケーションを円滑にし、目的を達成するためには、このスキルを身につけることが重要です。


ボディランゲージを極めると、円滑なコミュニケーションと信頼が手に入る

以上のように、身振りや表情を意識することでより円滑にコミュニケーションが取れるのと同時に、視覚情報と言語情報が合致することで信頼感と安心感を得ることができます。


The First Passionでは、上記のボディランゲージから声や視線の使い方、プレゼンテーションの実践練習まで練習をすることが可能です。


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